協議会について

【令和6年度 事業計画】

１　佐渡定期航空路線の再開支援・佐渡空港拡張整備計画の推進

トキエアが計画している佐渡－新潟、佐渡－首都圏航空路線は、公共交通機関として市民生活の安定と佐渡汽船欠航時の貴重な交通手段として、さらには、佐渡空港拡張整備及び新航空路開設に向けた取り組みを進めるためにも、その再開は重要です。
今後、トキエア株式会社が令和６年中に佐渡空港から新潟・首都圏へ就航する予定でおり、促進協としても情報収集を進め、新潟県や佐渡市と情報共有を図りながら、佐渡からの早期再開に向けた取組を支援していくと共に空港拡張整備計画に伴う地権者交渉も早期の同意取得を目指し、新潟県・佐渡市と連携しながら実施していきます。

２　島内外世論の喚起

佐渡空港拡張整備及び新航空路開設に向けて、島内外の世論の盛り上がりは不可欠な要素であり、次の取り組みを行います。

(1) ホームページの活用、広報誌「飛翔」等の発行

ホームページを有効に活用し、佐渡空港拡張整備計画の周知に努めます。また、広報誌「飛翔」や各種チラシの発行により、広く情報発信に取り組みます。

(2) 各種イベントでの宣伝活動

毎年恒例となっている、「空の日」イベントや「リョウツ・デ・フリマ」などに参加し、佐渡空港拡張整備計画のＰＲ活動を行います。その際に抽選会などを実施し、より多くの島民から空港に対して親しみや興味を持っていただけるよう関係機関と連携して取り組みます。

(3) 佐渡空港滑走路２千メートル実現サポータークラブ会員の募集

佐渡空港２千メートル化と新航空路開設の早期実現に賛同していただける方を広く募集し、官民の力を集結して佐渡空港拡張整備事業に対する島内外の機運醸成を図ります。

３　新潟空港－新潟港佐渡汽船ターミナルアクセス改善事業【継続】

新潟空港から新潟港佐渡汽船ターミナル間に直行便を運行することにより、新潟空港を利用する佐渡市民及び佐渡を訪れる観光客等の利便性の向上を図り、佐渡－新潟航空路線の早期再開及び新航空路開設に向けた機運醸成を図ります。なお、トキエア株式会社が佐渡－首都圏便の新航空路線開設した際には運行終了の予定であります。

４　情報収集及び要望活動

• 佐渡空港拡張整備計画を進めるうえで、地権者同意と共に航空会社の就航見通し、採算性のある需要見込み等が必要であることから、先進地空港や航空会社等からの情報収集に努めます。
• 離島空港、地方空港及び地域航空などに関する講演会や視察などを実施し、佐渡空港整備計画の意義や必要性に関する認識を深めていきます。
• 新潟県選出の国会議員や県議会議員からご支援いただき、タイミングを見計らいながら、国・県に対して佐渡空港拡張整備計画の事業化に向けた要望を行います。
• 佐渡市と連携を取りながら、全国地域航空システム推進協議会及び新潟航空路活性化協議会等に対し、佐渡空港拡張整備計画の事業化に向けた働きかけを継続して行います。

５　佐渡空港周辺整備等基金の運用

佐渡空港周辺地域の生活環境及び生産基盤の整備などについて、基金の活用を十分精査し、効果的な事業実施により空港建設への機運を高めます。