
当協議会では、新潟県・佐渡市と連携して佐渡空港滑走路2,000m拡張整備計画を促進します。
佐渡空港は、昭和33年11月に開設され、新潟県が設置・管理を行っています。
これまで、いくつかの運航会社の変遷を経てまいりましたが、現在は運休中です。
現在の滑走路長は890mしかなく、就航できる機材も限られているため、当協議会では、県・市と連携して佐渡空港滑走路2,000m拡張整備計画を推進し、首都圏等への空路開設により、島民の安全安心の確保及び地域経済の活性化を図ります。
拡張整備計画 | 現空港 | |
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滑走路(長さ×幅) | 2,000m×45m | 890m×25m |
就航可能な航空機 | ○ジェット機(120~180席程度) ボーイング737・エアバスA320等 ○リージョナルジェット機(50~90席程度) |
○アイランダー(9席) ○ドルニエ228(19席)等 |
空港を拡張するには、実施主体である新潟県が、空港施設・設備許可申請書を国土交通省に提出する必要があります。この申請書には、空港用地の土地所有者から空港に土地を提供する旨の書面(同意書)等を添付する必要があります。そのため、現在、新潟県と佐渡市で用地同意取得100%へ向け地権者交渉を続けており、当協議会も支援しています。
※1パブリック・インボルブメント(PI)
空港整備計画の検討段階において、周辺地域の住民などに情報を公開したうえで計画策定に参画していただき、計画に住民意見を反映させます。
※2環境アセスメント
土地の形状の変更、工作物の新設などを行う事業者が、あらかじめその事業による環境への影響について、自ら適正に調査・予測及び評価を行い、その結果に基づいて環境保全措置を含む事業計画を検討するもので、結果に対して環境大臣の意見が付されます。