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福江空港(離島空港)の整備概要を学んできました

促進協では、滑走路2000mを有する離島空港について、建設までのプロセスや運航に係る課題解決を学ぶため視察を行いました。

≪視察概要≫
日 程 平成28年10月20日~21日
視察先 福江空港【愛称:五島つばき空港】(長崎県五島市)
視察者 佐渡新航空路開設促進協議会役員4名、事務局1名ほか

 

五島列島(五島市)は佐渡島と同様に航路ではカーフェリーとジェットフォイルで本土と結ばれており、空路では長崎空港や福岡空港と結ばれています。
福江空港は昭和38年に滑走路1,100mとして供用を開始され、時代の変化とともに4回もの拡張整備が行われました。昭和63年よりジェット機が就航可能な2,000m滑走路を有する飛行場として供用され、地域活性化の役割を果たしています。
また、五島列島(五島市)は、世界文化資産の本年度国内推薦候補に選定された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連資産」の構成資産や、日本の渚100選の高浜ビーチや日本の灯台50選の大瀬崎灯台等の観光資源が存在し、国際トライアスロン大会やマラソン大会等のイベントも毎年開催されており、観光や文化、スポーツ活動など佐渡市と非常に似ています。
今回の視察において、福江空港の沿革や現状と課題を学び、地権者の理解を得るには、地域住民との信頼関係が重要であることを再認識いたしました。
私たち佐渡島においても、島民の悲願である2,000m滑走路の早期実現に向けて、最大限の努力をしていきたいと思います。

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福江空港の説明を受ける促進協役員